Principal Investigator (PI)

研究室主宰者

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県立広島大学 保健福祉学部保健福祉学科 理学療法学コース 教授

Faculty of Health and Welfare, Department of Physical Therapy, Prefectural University of Hiroshima. Professor

Mission

我々の研究グループでは,治療に難渋する痛みに影響する要因を明らかにし,有効なリハビリテーションの開発を行っています.また,国際共同研究(計12論文)も積極的に行っています.これまでに,疼痛を対象として,身体知覚異常,中枢性感作,運動恐怖,破局的思考といった非器質的メカニズムを想定したリスクファクター研究,通常のリハビリテーションに加えて介入(疼痛教育,痛み日記など)を実施する研究を中心に,2022年現在,英文誌には筆頭著者として13本,共著者として31本の国際論文(2019-2021の3年間で28本)を発表しています.

本研究室の使命は,”疼痛に対する効果的なリハビリテーションの開発”です.筋骨格系疼痛,複合性局所疼痛症候群,遷延性術後痛,がん性疼痛などを軽減する方法を日々探索しております.

県立広島大学HP 研究者紹介 西上 智彦

西上研究室希望の方へ

本研究室に興味を持っていただき、ありがとうございます.大学院生は,現在,広島県内だけでなく,大阪,島根,福岡,岡山,北海道の病院で勤務しています.そこで,Webを利用して,毎週,研究ミーティングを行っています.大学院生に求めるものは,”臨床で感じた疑問を,徹底した論文検索を行った後に,研究デザインを組み立て,解決するために実行すること”です.特に,博士課程前期では,臨床で新規性があり,価値の高い課題を見つけ,研究デザインを組み立てること,博士課程後期では,国際雑誌の査読に耐えうる知識,スキルを身につけ,研究者として国際的に活躍することが目標となります.学部生は,研究とはなんのためにするのかを感じるために,一通りの経験をすることが目標となります.疼痛のメカニズムの解明,評価・治療の開発にご興味がある方は,ぜひ,ご連絡ください. E-mail:tomon*pu-hiroshima.ac.jp   *を@に変えてください

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